販売をされていて、自社サイトへの誘導をお考えの方へ。
アマゾン販売をしていて、どうしてもネックになるのが 15%の販売フィーだと思います。
ただでさえ、利益率の低い商品を販売していて、さらに15%の販売フィーはセラーにとっては非常にきついものだと思います。
ですので、アマゾンセラーの中にはいずれは販売フィーのかからない自社サイトで販売を目指し、サイトを構築されている方も多いかと思います。
ですが、アマゾンでは、自社サイトへの誘導は禁止されており、その行為が見つかると最悪の場合はサスペンド=アカウントを停止されることもあります。
これは非常に怖いですね。
私もアマゾンで商品を購入した際、商品と同梱でお店のチラシが入っているのを目にしたことは何度もありますが、これは非常に危険な行為なんですね。
ではいったい自社サイトへ誘導するためにはどのようにすればよいでしょうか?
1.アマゾンのセラーアカウント名を 自社サイトと同じにしておく
⇒ アマゾンのセラーアカウントを作る際、すでに自社サイトをお持ちの方は、アカウント名を自社サイトと同じにしておくことが重要です。また、これから自社サイトを構築していこうとお考えの方も、サイトへの誘導を見越してアカウント名を決めておかれることをお勧めします。
2.サンキューカードを同梱しておく
⇒ 自社サイトへ誘導するような内容のものはダメですので、あくまでも「ご購入ありがとうございます」という気持ちをこめてサンキューカードをお作りし、同梱しましょう。
アマゾンの開業準備について
これからアマゾン販売をしようという方は以下の準備が必要です。
1.メールアドレス
2.自宅住所&電話番号
3.クレジットカード
⇒ アマゾンへの支払い用のクレジットカードです。
4.受け取り用の銀行口座
⇒売り上げの受取のための銀行口座がひつようです。アメリカアマゾンの場合は、アメリカの銀行口座か、アマゾン指定の受取口座をひらく必要があります。
これら1~4 の準備をしておけば、アマゾンでの販売は可能です。
アマゾン販売、拡売のための準備
アマゾン販売を進めていると、アマゾンだけでは非常にリスクだということが分かってきます。その理由として、
アマゾンから いきなり販売を止められる、『サスペンド(アカウント停止)』というものがあることを覚えておきましょう。
これは本当に怖いです。
いったんサスペンドになると、解除してくれることは稀です。
入金も90日間止められることがありますので、仕入れの支払いなどがあると思いますので、あらかじめ、ストック資金を置いておくことが賢明です。
では、どのような場合にサスペンドとなってしまうのか。
1.アカウントヘルスの著しい低下。
アマゾンのセラーへの評価としてアカウントヘルスというものがあります。これはセラーの成績表みたいなものです。
・お客さんからの質問などのメールに24時間以内に答えているか。
・注文から発送までの処理は最初に決めた期間内にできているか。
・欠品など、販売者都合のキャンセルはないか。
などです。 アマゾンは転売を禁止していますので、在庫なしキャンセルなどは特に嫌われるようです。
2.販売してはいけない商品を売っていないか。
こちらが、アマゾンでサスペンドとなる理由で最もよくある事項です。
◆ 商標権のある商品を無許可で販売。
◆ アマゾンで、カテゴリー申請の必要な商品を無許可で販売。
◆ フェイク商品(偽者)の販売。
このような行為をしてしまうと、サスペンドとなってしまいますので、お気をつけください。
販売停止となってしまいますと、売り上げがなくなるどころか、振込みも90日後となってしまいます。
こういったリスクを避けるために、やはり必要なのが、自社サイトでの販売です。
自社サイト(ホームページ)で販売すると、手数料もかからないので、利益率の改善にもつながりますし、強制的な返金を強いられないため、へんなストレスもなくなります。
自社サイトを制作する前に考えておくこと。
アマゾンでは アマゾンに登録されている商品は何でも売ることができます。売れるものは何でも売ればよいのです。ですが、自社サイトでの販売となると、販売商品がバラバラであれば、お客さんは「このサイトは何屋さん??」と困惑してしまいます。ですので、自社サイト販売を始める前に、『何屋さんになるか』をしっかりと吟味し、進められると良いと思います。
ではどのような商品が良いか??
・仕入れ可能な商品。できれば、転売ではなく、メーカーさんや問屋さんから直接仕入れられるような商品
・永続的に販売できる商品
・リピート性があればなお良し。
・利益率の良い商品
ほかにも細かく言えばいくつもありますが、このような点を考慮し、販売商品を考えていけばよいのではないかと思います。
なので、アマゾン販売をされているときに、次の展開、「自社サイトでの販売」を見据えて商品の選別をされてみてはいかがでしょうか。
それで、サイトができれば、サンキューカードなどを使って、紹介してみましょう。